キャリアサマリー
前職は、自社パッケージをもって受託でシステム開発をするシステムベンダー企業で、お客様と直接やりとりしながら人事や給与まわりのシステムを作る仕事をしていました。その後、会社で扱う商材が変わることになったのですが、せっかく長く給与関係をやって知識もついてきていたので、その知識を伸ばしていきたいと思い、2012年にSBアットワークへの転職を決めました。もともとは東北地方出身なので、はじめて東京に来た時はやっていけるかな~と心配もあったのですが、暖かいし車もいらないし、今はむしろ暮らしやすいなと感じています(笑)
もともとSBアットワークへ入社したときは、「業務をやっている方の近くで話を聞きながらやっていきたい」と思っていたのでその点では想像どおりでした。業務としては入社してからずっとシステムまわりなのですが、担当するアプリが就業から人事に変わったときは、業務内容だけではなく一緒に働く方も変わったのでけっこう変化がありましたね。
数年前から、将来的に管理職にはなりたいと思っていたので上長にも話をしていて、「いつかチャンスがあれば」とは思っていました。ただ、実際に管理職になることが決まった時は思ったより早いタイミングだったのでびっくりしました。
管理職になって、「自分でできることであっても課のメンバーに任せる」というところが変わったと思います。人に任せるための環境づくりとして、マニュアルの整備や、仕事の背景も丁寧に説明するように心がけています。やってみてもらうことでその方の経験になり、部署全体のレベルアップにつながるので、できるだけやってもらいますが、お仕事の期限との兼ね合いもあるので「どのタイミングでどれくらい口を出せばいいのか」というところが悩ましいと感じてます。SBアットワーク内に同時期に管理職になった同僚がいるので、食事や飲みに行った際にちょっと相談することもあります。
自分の裁量で判断できる幅が増え、仕事の進め方に選択肢が増えたので、管理職になって仕事にメリハリができた気がします。例えば、「仕事自体を受ける・受けない」の判断だったり、「他の部署にお願いする」といった判断などですね。依頼を受けても優先順位はつけなければいけないので、「気持ちはわかるけど、こんな感じでやらせてもらえないか」という調整が管理職になってやりやすくなりましたね。
やりがいを感じるのは、メンバーの成長を感じた時です。意図的に今より責任の重い仕事を任せた時、見事にそれにこたえてくれて、「仕事に対する姿勢がよくなってきた」と感じると、こちらも「任せた甲斐があった」と感じて嬉しくなります。逆に管理職になる前は、「何かこういうのできない?」と言われた時にバーっと短納期で作って感謝されたときにやりがいを感じていました。今も誰かに喜んでもらえるのは嬉しいですが、管理職になって仕事に対するやりがいは変わったと思います。
毎朝の課会で、その日時点のシステム依頼の進捗確認をしたり、メンバーが悩んでいるところがないかを確認してます。私以外のメンバーが答えられることは他メンバーからアドバイスしてくれたりもします。今はあんまり仕事以外の話はできていないのですが、雑談力はもっと身につけたい、と思っていて、仕事以外の話題を振ってみたりしてます。例えば、SBアットワークでは健康施策のイベントなどを全社で実施していたりするので、その話とかですね。雑談ネタが多いミーティングにちょっと憧れます。(笑)
今の部署は在宅勤務メインの方が多いですが、育児のために時短勤務で働くメンバーも含めて食事に行くなど全員で顔を合わせる機会も作っています。SBアットワークでは「部署内のコミュニケーション費用」として半期に一度会社補助が出るので、先日も補助を使って部署のメンバーで飲みに行きました。
今後の目標は、部署のメンバーが責任感・充実感を持って楽しく仕事をする課にすることです。自分でなんでも調整してやってしまうと、メンバーそれぞれの責任感や他部署とのつながりを作りづらいこともあると思うので、依頼元の方との調整もできる範囲でやってもらっています。もちろん調整が難しい時はフォローに入るようにしています。システムに異常があってアラートが出た際に、こちらから言わなくても各メンバーで拾ってくれるのが理想ですね。
管理職になると仕事や責任が増えますが、役職が上の方や他部署の方と話すことも増え、視野が広がったと感じます。インプットもとても多くなりました。仕事の目的や依頼元の背景、会社への貢献の部分も見えるようになり、そういったところも管理職の面白さだと感じますね。
※所属や業務内容は、
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